祇園祭が3年ぶりに実施されることになり、どこからともなく祇園囃子のコンチキチが響く京都です。祇園祭のお囃子は、疫病のもととされる悪霊をおびき寄せ、お囃子を賑やかに奏でることで悪霊たちを誘い、楽しい雰囲気に酔わせたままその日のうちに鉾町へ持ち帰り、蔵に封じ込めてしまう目的があります。祇園祭りは疫病退治のお祭りですが、お囃子も重大の意味を持ちます。
そんな祇園祭を浴衣でと考えておられる方も多いのではないでしょうか?
着付け・しみ抜き・お手入れ・染め替え・寸法直し等々着物に関することは、着物を愛して止まない
「Commonこもん」店主藤野正子さんにお尋ねください。お店は押小路新町西入ル。お庭の見える上品なお店に着物・帯・和装小物・半襟など美しく並んでいます。おしゃれな宿「匠人」からは徒歩13分。
親切丁寧に熱く着物について語ってくださいます。
※京都 祇園祭ガイド2022より抜粋
日本三大祭の一つに数えられる祇園祭は、7月1日から31日まで1ヵ月にわたってさまざまな祭事が行われます。貞観年間(859~877)、都に疫病が流行した時、神泉苑に祇園社(八坂神社)の神輿を送り、その疫病を取り除くために始まったといわれています。2014年に、後祭が復元されたことにより、祇園祭山鉾巡行は、前祭(さきまつり)巡行(23基の山鉾)と後祭(あとまつり)巡行(11基の山鉾)にわかれて行われます。
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